誰かの一生を鮮やかに感じとり、それが自分とつながる心地よさ
バーバラ・クーニーさく かけがわやすこやく 住んでいる家は、その人の日常を写し出すものだと、思っている。 窓がどのくらいあるか、とか、庭の広さ、屋根の形、特に玄関のディテール。 だから、まず、家から説明しているこの絵本は、私を心地よくハティーの人生へと誘ってくれる。 そして、家族の紹介へと続くのだけれど、そのページの片隅で、 階段を上がっていく娘が気になる。 その視線から、どうしたってこの子がキーパーソンであることを感じずにいられない。 この娘のことを知りたくて、何度も読み返してしまう。 でも、どこにも説明はなくて、しかたなくページを繰り、料理人の小さな娘だと知る。 もし、この「ちびネズミ」へのハティーの共感が描かれていなければ、 この話は、どこかのお金持ちのお嬢さんのお話、ということになるのだろうけれど、 「ちびネズミ」(あだなでしかよばれていない)が効いて、近づくことができる。 誰しも成長し、人生を切り拓くときがくる。 そういう流れ、あるいは自分の人生そのもの、を、 この絵本のように、少し静かにみることができたら、 夢にまっすぐに向き合える、そんな気がする。 川の流れように、爽やかに、潔く。 #
by juniper_marjoram
| 2007-04-04 16:25
| 絵本
あっという間に時がすぎていく・・・
今朝夜明け前、家の近くで火災。 火柱があがるのを見ました。 恐ろしかった。 時折爆発しながら勢いよく上を目指す炎。 その炎に照らされた黒い煙が徐々に空を覆う。 恐ろしかった。 #
by juniper_marjoram
| 2007-01-15 18:21
| おもう
幼稚園のバザーの準備、
小学校のPTA役員の仕事、 自分の学校にもっていくものの準備、 今週末までにやらなきゃいけないことだらけ。 こういうときに限って、 お味噌汁のだしは、かつおぶしからとらなくちゃなんて思いはじめる。 ふとんでも干して、はじめましょうか・・・ #
by juniper_marjoram
| 2006-11-09 09:21
| おもう
収納や扉の立て付けが、季節や湿気によって、悪くなります。 日によって、がたがたや、ぎーっと、すごい音をたてることがあります。 うるさいね、と嘆いたワタシに、長女は、この音がいい、と言ってくれました。 うちっぽいと。 木の音がすることや、夜、ほの暗いとこ。 それがうちっぽくてよいと。 それが、うれしかった。 娘たちの椅子を買いました。 椅子が変わっただけで、違う家にいるみたいだね、と長女は言います。 そうですね。 不思議ですね。 伸びてしまった庭のオリーブを一枝生けました。 キャンドルを灯したくなる夜が、増えてきました。 #
by juniper_marjoram
| 2006-09-20 13:04
| ログハウス
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by juniper_marjoram
| 2006-08-29 14:37
| おもう
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